タラ
おいグー、なんかみんな「アートボード」って言葉使ってるけど、結局それって何なんだ?ただの紙みたいなもんじゃねーのか?
…似てるけど、違う。
はぁ?どう違うんだよ。ちゃんと説明しろよ。
はい、アートボードについて詳しく説明しましょう。確かに紙に似ていますが、デジタルならではの特徴がたくさんあるんです。
目次
アートボードとは
アートボードは、Illustratorでデザインを作成する際の作業エリアです。紙やキャンバスのデジタル版と考えるとわかりやすいかもしれません。
へー、じゃあやっぱり紙みたいなもんじゃねーか。
似てるけど、もっと便利。
アートボードの特徴
- サイズ変更が自由:いつでも簡単にサイズを変更できます。
- 複数作成可能:1つのファイル内に複数のアートボードを作れます。
- 異なるサイズの共存:大小様々なサイズのアートボードを同時に扱えます。
- 自由な配置:アートボード同士の位置関係を自由に変更できます。
おお!それじゃあ普通の紙より全然便利じゃねーか!
そう。デジタルの利点。
アートボードの使い方
1. 新規アートボードの作成
- 新規ドキュメント作成時に設定
- 既存ドキュメントでは、アートボードツールで追加
待てよ、アートボードツールってどこにあるんだ?
ツールパネル。長方形ツールの近く。
2. アートボードのサイズ変更
- アートボードツールで選択し、コーナーをドラッグ
- コントロールパネルで数値入力
3. アートボードの複製
- アートボードツールで選択し、Option (Mac) または Alt (Windows) キーを押しながらドラッグ
おお!簡単に複製できるのか!これは便利だな。
4. アートボードの削除
- アートボードツールで選択し、Delete キーを押す
- 注意:アートボード上のオブジェクトも一緒に削除されます
マジか!気をつけねーとな。
うん。慎重に。
アートボードの活用例
- ロゴデザイン:カラーバリエーションや使用サイズ違いを1ファイルで管理
- Webデザイン:PC版とスマホ版のレイアウトを同時に作成
- パッケージデザイン:商品の各面のデザインを別々のアートボードで作成
- イラスト制作:ラフスケッチと完成版を並べて比較
へー、いろんな使い方があるんだな。でも、複数のアートボードがあると、印刷とか大変そうじゃねーか?
心配無用。選択して印刷可能。
そうですね。印刷時には必要なアートボードだけを選択して印刷できます。また、書き出しの際も、特定のアートボードだけを選んで書き出すことができます。
アートボード使用時のヒント
- 作業の整理:関連するデザインを1つのファイルにまとめられます。
- 比較が容易:異なるバージョンを並べて比較できます。
- プレゼンテーションに便利:クライアントへの提案時、複数案を1ファイルで提示できます。
- レスポンシブデザインに最適:異なる画面サイズのデザインを同時に確認できます。
なるほど!アートボードってすげー便利なんだな。よーし、さっそく使ってみるぞ!
うん。実践あるのみ。
その意気です!アートボードは慣れると本当に便利なツールです。次回は、実際にアートボードを使って簡単なプロジェクトを作成してみましょう。グーとタラと一緒に、アートボードの魅力を体験していきましょう。